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zoom RSS 突き破れ!長谷部誠【浦和レッズ】優勝への道 第1章

<<   作成日時 : 2006/09/20 17:18   >>

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今の長谷部誠は、長谷部誠の真の力を発揮していると思いますか?
日本代表に選出され、そつのないプレーを続けてはいます。
だけど長谷部誠にあまり笑顔が見られないのはなぜでしょう。
今、妖星が見ていると、長谷部誠の前には、
目に見えない壁があるのではないかと感じています。

浦和レッズ。
2006年シーズン前、天皇杯で優勝すると、ゼロックスではガンバを圧倒して勝利しました。
その後、ワシントン、相馬崇人、そして小野伸二という、他チームを黙らせる補強。
2006年開幕と同時に、3点・4点は当たり前の攻撃力で連勝街道を突き進み、
このままぶっちぎりで優勝できるのではないかと思えたくらいです。
確かにあのころのレッズは、充実した戦力で相手を圧倒しているように見えました。
でも今振り返ると、この頃の連勝が長谷部誠にとって、
不幸の始まりだったかもしれません。
なぜなら強力に見えたレッズの攻撃ですが、
実際は、相手がレッズの攻撃力を恐れて、
ドン引きを決め込んでいたからです。
相手の攻撃はカウンターのみ。
そのため、レッズの選手はプレッシャーを受けることなく、
あまりにも簡単にボールを持て過ぎました。
だんだんそのスピードに慣らされていく怖さ・・・
実際、何戦かこなしたころ、名古屋戦のように、徹底的なドン引きの相手に、
かろうじて引き分けなんて試合もありました。
知らず知らずのうちに、プレッシャーのない中盤に慣れ、
スピードとキレがなくなっていた可能性があります。
このころ長谷部誠は代表戦に呼ばれています。
インド戦のように相手が格下の場合は力を発揮するけど、
それ以外では消える時間が多くなってしまう感じが否めませんでした。
持たされ過ぎによる弊害が長谷部誠の不調を包み隠し、
更なる不調へと導いていった可能性が否定できないのです。

もう一つの問題は、個人能力の高い選手の存在。
小野伸二がいなかったころ、長谷部誠には前に大きなスペースが開いていました。
しかしシーズン当初の布陣は1トップ2シャドー。
ワシントン・小野伸二・ポンテなど、個人の能力に優れた選手が前をふさいだとき、
長谷部誠が走りこむスペースがあまりありません。
結局引いて受けたボールのつなぎ役に徹することが多く、
長谷部誠の持ち味がどんどん奪われてゆきました。
小野伸二と長谷部誠がポジションをチェンジして初めて試合が打開できたこともありましたが、
試合の中でめまぐるしくポジションをチェンジするようなオプションはみられませんでした。

ところでワールドカップ中断前、
浦和レッズは清水戦と千葉戦で重大なミスを犯しました。
これまで浦和レッズは、ドン引きでしか押さえられないと考えられていました。
しかしガムシャラにくる清水。
走り負けることのない千葉。
この2試合で浦和攻略の新たなヒントを与えてしまったのです。
「豊富な運動量で中盤をかき回せれば、ドン引きをしなくても浦和と勝負ができる」

ワールドカップ中断後、浦和を研究した多くのチームが、
中盤のプレッシャーをかけてくるようになりました。
若くてガムシャラな選手がボールの起点に突っ込んでくるため、
ボールを落ち着いてさばけず、効果的なボールを前線に送りにくくなりました。
ワシントンを止められる優秀なDFはそういませんが、
特攻覚悟の勢いのあるMFならたくさんいます。
特に下位に位置するチームは、
一旗あげようという若い選手が「浦和のみ」の一発勝負をかけています。
(そのせいで浦和後燃えつき症候群が流行していますが・・・)

●新潟、●大分、△甲府、△鹿島・・・
再開後なんかすっきりしない試合が続いています。
勝ち試合でも、強さを見せてスカッと勝った試合があまりありません。
確かにワシントン・ポンテの怪我もありました。
しかしなんとなく中盤を運動量で支配されボールが拾えなくなった気がしませんか?
まさに長谷部誠の調子に呼応したかのようなチーム成績なのです。

では本当に長谷部誠は不調なのでしょうか?

いえ、長谷部誠が不調に見えたのは、
○ドン引きサッカーに慣らされたせいで、
そういった一発勝負のスピードについていけない時期があった。
○怪我人が続出し、メンバーとポジションが入れ替わるため、
擦り合わせるべき位置関係と連動性がかみ合っていなかった。
○代表とリーグ戦の掛け持ちで蓄積した疲労を癒す暇がなかった。
これら3つの要素が絡み合って起こった一時的なものじゃないかと思います。

先日の大宮戦は、小野伸二と鈴木啓太の欠場で
長谷部誠に対する相手からのプレッシャーが懸念されました。
当然、代表から戻ってきて、疲労の蓄積も不安材料でした。
しかし大宮が引いて構えたとき、
攻撃を思い出した長谷部誠がドリブル突破を図るシーンが見られました。

広島戦は現地でよく見えなかったのですが、
酒井とのバランスに腐心し、
また前線の閉塞感があったせいか、あまり元気がないように見えました。

しかし長谷部誠のプレーはオシムに選ばれ、
中東遠征でもまれ、確実に良くなってきています。

長谷部誠の見えない壁は本人も気がついている壁です。
しかしその壁の原因となっていた3つの要素はほぼ払拭できました。
次節の清水戦、
真っ赤に染まるスタジアムで、
浦和を倒そうとする枝村・青山などの同世代の選手が相対することになります。

長谷部誠が目の前の壁を突き破り、縦横無尽にピッチ上を駆け回ることで、
足かせとなった「スピードとプレッシャーの幻影」に打ち勝つことができるでしょう。

それはまた長谷部誠が代表選手としての輝きをも取り戻すことを意味しています。
そしてそれが浦和の優勝にとって必要不可欠なのです。

(さて第2章があるかどうか・・・)

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